デザインとは

デザインの定義は、図案や模様を計画、レイアウトすることで、芸術、美術的な意味を含んでいます。
美術を実用品に応用するため、応用美術とも言い、また商業的なデザインを商業美術とも言います。
産業革命の影響により、デザインの意識が高まり、アール・ヌーヴォーなどの流行、バウハウスの機能主義など、常に時代の象徴を創造し続けているようです。
その対象は、非常に多岐にわたり、さらに細分化される流れになっています。
ここでは、デザインのお仕事をしたい人に役立つ情報を提供していますのでお役に立てることができれば嬉しく思います。
特にこれからデザインの道に進もうとしている方や未経験者の方には是非読んで欲しいです。

デザインのお仕事について

デザイン事務所の仕事についてですが、デザイン会社だからといって、事務職にも特別な能力やセンスが求められるわけではありません。
普通の会社の事務職と必要とされる適性・能力は一緒です。
また、事務の仕事から将来的にはデザインの仕事も任されるかも…という淡い期待を抱いていらっしゃるのであれば、そういった期待はしないほうがいいように思います。
デザインの仕事に就くには、ほとんどの会社が実務経験を求めるのは仕方のない事だと思います。。
ソフト(フォトショやイラレ)の基礎的な使い方から、デザイン(印刷関係)のある程度の知識はないと仕事にならないからです。
独学だけではなく、ちゃんとした知識が必要です。
(入稿データの作り方や、主に注意することなど基本的な事など)
この業界は即戦力を求めるので、せめて専門・大学卒といった肩書きは欲しいものです。

空間デザインの仕事とは、

商業デザインの世界に学歴は関係ないです。"デザインのセンス"が大事な世界なのです。
お客さんが肩書きや学歴をまったく気にしないことはありませんが、実際に打ち合わせする段階では、パースやスケッチを含め、イメージを的確にやりとりできる交渉力のほうが大事です。
まだ無い空間についてそのイメージを、空間認識の"素人"であるお施主さんとやり取りするのです。うまくいけば信頼を得られるわけです。
まあ、基礎知識を身につけるためにも専門学校の夜間部などへ行くのはいいことだと思います。
そして、なにより自分の作品集を作らなければ就職はできません。
作品集とは、専門学校の課題や、自ら考えたテーマに沿って設計した空間などを、プレゼンできるようにまとめたもので、一般に"ポートフォリオ"と呼ばれます。
設計志望の人間はこれを持って就職活動することになります。
デザインの学校といえば、グラフィックデザインであれば、バンタン、デジタルハリウッド、WAO、などマルチメディア系の学校があります。
ただ、安易に通ってハイ仕事!というようにすんなりいける業界ではありません。
芸大や美大卒でさえ就職難の業界です。授業料に何十万もかけて転職のために望んだとしても挫折することもかなり多いです。
どの程度の才能があって既存知識を持っていて、厳しい業界に向けてどれくらい努力ができるかわかりませんが、相当覚悟がいります。

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